2008年7月に着工し、2012年2月に完成・竣工した、東京の新しいランドマークタワー「東京スカイツリー」は、今年(2022年)で開業10周年を迎えた。
①「タワー断面の思いもよらない変化」
この建物の美しさは、夜間におけるライティング照明にある。それは、まるで江戸の文化を色で演出しているようにも見える。
「粋」: 隅田川の流れを彷彿とさせるような、水の豊かな瑞々しい流れを表現に追加された。
主に以下の3点を、感想としてあげてみた。
ここへ来て、東京スカイツリーにおける「優れた色合い」は何かと問われれば、「青」よりも「江戸紫」(ブルーバイオレット)色に、吸い込まれるような美しさを見出している自分を発見する。
つぶさに目を凝らすとみえてくる、「そり」や「むくり」といった形状に表現される、「伝統の今日化」。それこそは、東京のアイデンティティとしての象徴と誇りではないか。
美的なるものを求めて Pursuit For Eternal Beauty
本ブログは、「美の巨人たち」(テレビ東京 毎週土曜 22:00〜22:30) 放映番組で取り上げられた作品から、視聴後に私の感想コメントを綴り、ここに掲載しているものです。 (2020年4月放映より、番組タイトル名は「新・美の巨人たち」に変更) ブログ管理者 京都芸術大学 芸術教養学科 2018年卒 学芸員課程 2020年修了 瀬田 敏幸 (せた としゆき)
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